海外情勢

2024年の世界人口ランキングが発表されました。

昨今インドの急成長に関する情報が日本国内でも頻繁に取り上げられるようになりましたね。
日本企業も堅調な人口増加と共に経済規模を拡大させるインド市場への関心を高めており、
実際にインド市場への進出を検討するケースも多く見受けられます。
当社JMPにもインド市場への見解を求められることが増えて参りました。

世界人口は7,400万人増加し約81億1,900万人へ到達の見通し

2024年4月17日に国際連合人口基金(UNFPA)は世界人口白書2024を発表しました。
2023年には人口世界一の国は中国からインドへと入れ替わり、
人口減少の局面を迎えている中国との差はますます大きくなっていく見通しです。
さらに国連の分析によるとインドの人口は将来的にも増加し続け、
少なくとも2100年まではインドが世界一の人口を誇る国であり続けるようです。

日本の人口減少では長期的に顕著な傾向が予測されています。

一方で我が国日本の少子高齢化に伴う人口減少について、政府は様々な政策を打ち出してはいるものの
婚姻数や出生率は低調のままで推移するとされ、 2028年には1億2,000万人を割り、
また、ショッキングですが2050年以降は1億人を割ってしまうと予測されています。
(2024年は1億2,260万人)
人口と経済成長は切っても切れない関係にありますので、
日本企業がインドを始めとする新興国へ活路を見出そうとすることは自然な流れと言えます。
ドル円での円安も日本経済に大きな影響を与えていますが、金利差のみならず
米国は変わらず人口増加傾向にあり、経済の底力に繋がっているようです。

国際連合人口基金の人口白書は現在英語版のみとなっていますが
世界各国の人口増加、あるいは減少の動向をおさえておくことで、
これからの国際ビジネスの潮流や事業展開、投資等においても有用な洞察が得られるのではないでしょうか。
よろしければ以下のリンクよりご覧ください。

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